長く使われている屋根材として知られている屋根瓦は『半永久的』といわれており。
粘土瓦は塗替えしなくてもよく、ズレたり割れたりなど自然災害などが無ければ綺麗な状態を維持できます。
他の屋根材と比較すると、耐久性に優れメンテナンスが必要ではないと思っている方が多いかもしれません。
ですが、メンテナンスが必要ではない訳ではありません。
瓦を支える銅線や下地や釘などはメンテナンスが必ず必要になってきます。
その中でも劣化しやすく適度な時期に補修が必要になってくるのが【漆喰】です。
漆喰は外壁などで使われていると多くの方が思っていると思われます。
漆喰のメンテナンスって何?
屋根で漆喰?
なんで漆喰?
などと、漆喰について疑問に思う方も多いと思います。
そういった不安や疑問がある方に漆喰のこと、メンテナンスの必要性。
それを知ることがお客様のお住まいを守る事へ繋がます。
瓦屋根の種類について
和瓦(粘土瓦)
洋瓦(セメント瓦・コンクリート瓦)
瓦屋根に使われている漆喰
漆喰が使われている場所は棟瓦と平瓦の隙間部分を埋める為に使われています。
スレート屋根や金属屋根には使われることはありません。
漆喰の役割
雨水を侵入させないで、葺き土を保護する役割
見た目を綺麗に保つ役割
*葺き土とは
棟瓦やのし瓦を支える為に設けられているものです。
劣化により硬くなり痩せてくると固定する力が弱まってきます。
弱まってくると瓦の歪みやズレをおこします。
漆喰には接着の役割もあります。
ズレや落下を防ぐ役割を持ち、小動物の侵入も防いでくれます。
耐用年数
漆喰の耐用年数は約10年~20年程度といわれており、瓦の耐用根数に比べると半分にも満たないのが現状です。
10年、15年、20年と年月がたつと劣化が進みます。
原因として風雨や寒さ、紫外線や自然災害(台風や地震)。
原因として挙げたものの影響を受け耐用年数よりも早い段階で劣化がおこる可能性もあります。
劣化症状として
ひび割れ
剥がれ
以上のことが起こるようになります。
そのまま放置してしまうと棟瓦の歪み・ズレ・落下・雨水の侵入・雨漏り・倒壊などが起こる危険性があります。
最後に
上記で、ご説明してきた事を知らなかったと仰るお客様も多くいらっしゃいました。
今回弊社の、このページをご覧になって知っていたよという方も、知らなかったという方も、今までご自宅でメンテナンスや工事をしていなかったのであれば、このページをご覧になったのを機に検討していただければと思っております。
大切な皆様のお住まいを守るために必要な工事です。
漆喰工事のみでも承っておりますので、少しでも気になる事があれば、お気軽にお問合せ下さい。
最後まで読んで下さりありがとうございました。